“逆輸入”韓流ドラマ!日本版「天国の樹」をBSフジで放送

「美しき日々」「天国の階段」に続く韓流ドラマ“天国シリーズ”3部作の完結篇「天国の樹」が、4月からBSフジで放送されることが9日、分かった。オール日本ロケという日本を舞台にした初の韓流ドラマ。主役はイ・ワン(22)とパク・シネ(15)の2人で、日本からは在日コリアン3世のソニン(22)や浅見れいな(22)らが主要キャストで登場。舞台、脚本、キャストともに“新型韓流ドラマ”といえる話題作だ。

 「天国の樹」は、義兄妹のかなわぬ恋を描いており、韓国のSBS、角川ヘラルドなどが制作。日本でもヒットした「天国の階段」に続き、“泣かせの達人”と呼ばれるイ・ジャンス氏が監督&脚本を手がけ、「-階段」でともに子役だったイ・ワンとパク・シネが、それぞれ韓国人、日本人役で主演する。

 これまでの韓流ドラマとは違い、日本のマーケットも意識して制作。主役の1人が、在日韓国人の父を持つ日本人という設定で“距離感”を縮めたほか、撮影も1月9日から3月上旬まで日本(長野、東京)オールロケ。しかも主役2人以外は、ソニン、浅見、内田朝陽(23)ら日本の役者が固めており、日本語も交えて進められる。韓流ドラマに日本の役者が主要キャストで出演するのはまれだ。

 撮影中のイ・ワンは「激しいスケジュールですが、コンディションは最高です」といい、パク・シネは「元気に明るく演じて、皆さんをあまり悲しませないようにしたい」とコメント。ひたすら陽気な役柄のソニンは「半分以上は韓国語の台詞で苦労も多いですが、韓国キャスト、スタッフと力を合わせて頑張ってます」と“日韓の架け橋”となって奮闘中だ。

 放送は韓国SBSで8日から水、木曜の午後9時55分の枠でスタート。日本を舞台にし、日本語が日常的に飛び交うドラマが韓国のプライムタイムで放送されるのは初めて。日本では、BSフジが4月から木曜午後9時枠で放送することを決定。フジテレビでも放送を予定している。

 角川ヘラルドは「韓流の王道であるイジメ、孤独、許されぬ愛が詰まっている。イ監督と、期待の若手が演じる“天国シリーズ”の集大成ですし、日本でも新たなブームを起こすでしょう」と期待を寄せる。“新型韓流ドラマ”の行方は、ファンのみならず日韓両国の放送業界も注目している。

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