“ヨン様”こと韓国のスター俳優ペ・ヨンジュン(33)が「冬のソナタ」以来、4年ぶりに出演するドラマ「太王四神記(たいおうしじんき)」が3月にいよいよクランクインする。4世紀末、高句麗時代の英雄・広開土大王(ペ・ヨンジュン)を主人公に描く壮大な歴史ファンタジー。総制作費430億ウォン(約52億円)は韓国ドラマ史上最高額だ。日本を始め全世界90か国に配給する予定で、韓国ドラマ史を塗り替える作品となりそうだ。
昨秋からという予定が1月、2月と遅れ、なかなか撮影がスタートしなかった超大作が、ようやくクランクインする。「太王四神記」。冬ソナ以来、ヨン様が満を持して主演する韓国ドラマだ。
18日、ソウル市内にキム・ジョンハク監督(54)、原作の作家ソン・ジナ氏、ペ・ヨンジュンら主要スタッフが集結。韓国史上、今なお破られない最高視聴率64%をたたき出した「砂時計」を演出したキム監督は「この作品が私の最後の作品だと思っている。私のすべてを打ち込むつもり」と強い意思を示せば、ヨン様も「キム監督、ソン・ジナ先生と一緒に仕事をすることになってとてもうれしい」と話した。
役どころは、韓国の国民的英雄として知られる高句麗王朝の第19代王・広開土大王。「俳優として、また個人的にもとても強い魅力と愛着を感じながらも、恐ろしさまで感じられるキャラクター」と分析したヨン様。「戦闘に臨む場面では恐ろしいほどのカリスマ的な威圧感があるが、民衆に対しては心の底からの本当の優しさを持っていて、非常にひかれる」と話した。
全24話のファンタジー大作は、総制作費も430億ウォンと巨額。うち130億ウォンをかけて済州島に野外セットを組み上げる。CGを担当するのは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の特殊効果チーム。さらに音楽はスタジオジブリ作品や北野武監督の映画でも知られる作曲家・久石譲氏(55)が手掛ける。
韓国では今冬放送の予定で、日本との同時放送で計画が進んでいる。さらに米国、欧州など全世界90か国に配給される予定。ヨン様の最新作が、韓国ドラマの歴史のすべてを塗り替えそうだ。
◆共演陣も豪華
○…「太王四神記」には共演陣も豪華な顔ぶれがそろった。韓国では「カリスマ」の代名詞で知られるチェ・ミンス(43)、映画「王の男子」で注目を浴びたジョン・ジンヨン(41)、2002年の「オアシス」でベネチア映画祭新人俳優賞を受賞した演技派女優ムン・ソリ(31)はこれがドラマデビュー作。韓国でもトップクラスの演技派俳優が集結した。