詩人三好達治の業績をたたえて出身地の大阪市が創設した「三好達治賞」の第1回が詩人清水哲男氏(68)の詩集「黄燐(おうりん)と投げ縄」(書肆(しょし)山田)に決まり、同市が4日発表した。贈呈式は4月5日、市長公館であり、賞金100万円などが贈られる。
同賞は「美しく知的な日本語でつづられた詩集を発表した詩人」が対象で、受賞作は「現代の日常生活に根差した感覚を、みずみずしく、柔軟かつ正確な言葉で表現した」ことが評価された。
清水氏は東京都三鷹市在住。「三好先生の詩は中学校の教科書で親しんだ。大変好きな詩で、受賞は大変うれしい」とコメントしている。
第56回H氏賞(日本現代詩人会主催)は4日、相沢正一郎さんの「パルナッソスへの旅」(書肆山田)に、また第24回現代詩人賞(同)は藤井貞和さんの「神の子犬」(書肆山田)にそれぞれ決まった。賞金は各50万円。贈呈式は6月3日、東京・日暮里のホテルラングウッドで。
相沢さんは1950年生まれ、東京都在住。藤井さんは1942年生まれ、東京都在住。