韓国の演技派俳優、ソル・ギョング(37)と女優の中谷美紀(29)が4日、東京・渋谷のシネセゾン渋谷で日韓合作映画「力道山」(ソン・ヘソン監督)の初日舞台あいさつを行った。
朝鮮半島出身で昭和を代表するプロレスラーに上りつめた力道山の半生を描いた感動作。役ごとにまるで違う演技を見せるため、“カメレオン俳優”の異名を持つギョングは、役作りのため70キロの体重を98キロに増やす執念を見せた。
撮影中は日本語に悪戦苦闘したギョング。「中谷先生や萩原先生に教えてもらいましたが、よく聞き取れず途中でイライラしました。だから最後は『ありがとうございませんでした』と言いました」とユーモラスに振り返った。力道山のマネジャー役で出演した萩原聖人(34)も「本当にダメな生徒でした。本番ではできるんですけど、練習は嫌いみたいで」とニヤリ。
だが、中谷は「最後は普段のコミュニケーションを日本語でとれるくらい達者になってました」とフォロー。この日もギョングは最後にハッキリとした日本語で「日本でこれから『力道山』、勝負です。よろしくお願いします」と力強くあいさつ、約250人のファンから大きな拍手を浴びていた。