矢沢永吉(56)が5日、デビュー33年で初めて女性限定のイベントに登場した。人気エッセイストのリリー・フランキー氏(43)とトークショーに参加したもので、「初体験にドキドキです」と緊張する中、女性客が次々と人生相談。「おもいッきりテレビ」のような展開に「こうなる気がしたんだよ~」と苦笑いだった。
70人の女性たちに囲まれた永ちゃん。本人いわく「初体験」のステージに、思わず両手を太腿で挟んだ。リリー氏から「両手が股間に…」と突っ込まれると「(客席に)顔を上げるのも大変。とりあえず足を組もうかな」と大緊張。
女性が苦手と思うのはどんな時?と聞かれると「今です!やっぱこの空間は普通じゃないよ。僕は“野郎”ばっかの空間でやってきたでしょ。ポマードくさい中で。もし女性と1対1で居酒屋だったら、任せてよって感じだけど」と、ユニークな“永ちゃん節”に客席は沸いた。東京・銀座の資生堂ビル。かつて多くの文士が語り合い、文化を発信してきた場所。同社では著書「東京タワー」で母子のきずなを描いたリリー氏と、祖母に育てられた矢沢に「女性論」を語ってもらおうと企画した。
「東京タワー」を読んだという矢沢は、幼くして母親が家を出た自身の体験を明かしながら「いいお母さんだなと思ったし、ジェラシーも感じた。オレにこんなオカンがいたらなあと…。いくら泣いても、母親はいなかったからね」と深い話もたっぷり披露。結婚生活についても「ドライバーでちょっとボルトを締めるようなポイントを見つけることが大切。それで嫁さんが喜んでくれれば、僕もうれしい。そんなたわいもないことが大事」と話すと、女性たちも大きくうなずいた。
最後の質疑応答では「いき遅れですが…」「結婚生活を続けていくには?」など生々しい人生相談が連発。苦笑いしつつも身を乗り出して答える熱い姿に、客席の拍手は鳴りやまなかった。