ベック×サンタナ、夢の競演!ウドフェスが開幕、Charも出演
カルロス・サンタナ(59)、ジェフ・ベック(62)ら世界のトップアーティストが参加する「ウドー・ミュージック・フェスティバル」が22日、静岡・富士スピードウェイと大阪・泉大津フェニックスで開幕。富士会場には、世界各国を代表するギタリストが集結。メキシコ出身のサンタナをはじめ、英のジェフ・ベック、米のバディ・ガイ(69)、ポルトガル出身のヌーノ・ベッテンコート(39)、そして日本のChar(51)らが、“ギタリストW杯”とばかりに火花を散らした。
富士スピードウェイの敷地内に、大小4つのステージを設置。低年齢化が顕著な“夏フェス”で、大人向けの布陣を組んだ同イベントには、3万人(主催者発表)のロックファンが集合。メーンステージの前方まで椅子を持ち込めるなど、落ち着いた雰囲気の中で、内外30組のパフォーマンスを楽しんだ。
中でも豪華な顔ぶれが揃ったのはソロ・ギタリスト勢。サンタナとベッテンコートは米国籍だが、出身地で数えると5カ国代表が揃う。まさに“ギタリストW杯”の様相となった。
日本代表のCharはサブステージに出演。しかし、「どうも、ドゥービー・ブラザースです」と、同時間帯にメーンステージに出演していた米のベテランバンドを引き合いに出したり、サンタナの代表曲「ブラック・マジック・ウーマン」を加えるなど、海外勢を果敢に挑発。“開催国”の意地を見せた。
そして、メーンのサンタナのステージには、トリ前で熱演を終えたばかりのジェフが飛び入り出演だ。2人はドイツから同便で来日。機内で盛り上がった勢いで、夢の競演が実現した。2人が日本の野外ステージに並び立つのは、昭和51年夏の軽井沢以来20年ぶり。サンタナが「ジミ・ヘンドリクス、エリック・クラプトンらと並ぶギター・レジェンド(伝説)」とベックを紹介すると、涼しい夜風に和んでいた場内は一気に沸騰した。
2人は即興で、何とその軽井沢で演奏したブギーの古典、「スーパーブギ」を再演。めまぐるしくリズムを変えながら、15分近くにわたりギター・バトルを展開。夏の到来を告げる一大イベントを、華麗なテクニックの競演に締めた。