演歌歌手の氷川きよし(29)が19日、東京・有明の東京ビッグサイトにファン7000人を集めて握手会を開いた。本人たっての希望で開催したもので、デビュー7年目で握手をした人数は7万人を突破。景気よく“ラッキー7”を並べ「年末たくさんテレビに出られるように頑張る」と意気込んだ。
東京国際女子マラソンの号砲から遅れること2時間。氷川のマラソン握手会は午後2時10分にスタートし、4時間38分で“ゴールテープ”を切った。7000人目の女性と握手し終えると、スタッフ、報道陣からも「お疲れさまでした」と大きな拍手がわき起こった。
「お待たせすると悪いので、巻きで(急いで)した。気持ち伝わったかなあ?」。5分間の休憩を1度はさんだだけで、給水以外はノンストップ。マイクを握る左手とは逆の右手で握手をし、負担をかけすぎないよう、時折両手でそっと挟み込んだ。「離したくない」と強く握りしめる熱烈なファンもおり、スタッフは心配そうに見つめていたが、氷川は「あと5000人はいけますよ」とさらり。腱鞘(けんしょう)炎などの心配もなさそうだ。
「一度に多くのファンと触れ合う場を持ちたかった」と自ら提案。「この浮き沈みの激しい芸能界できょうまで歌ってこられて、ファンのみなさんに感謝している」。デビューして間もない頃は全国各地を握手して回っており、初心に戻る意味合いも込めた。「握手は僕にとって基本。一番のコミュニケーション。これからも毎年やっていきたい」と話した。
これまでに握手したのは延べ6万8000人。この日の握手会にはデビュー7年目のため7000人を招待しており、通算人数は7万人を超え7万5000人に達した。縁起良く「7」が続き、ステージでも7曲を披露した。年末には00年のデビュー以来出場し続けている紅白歌合戦や、日本レコード大賞が控える。「年末忙しくなったらいいですね。たくさんテレビに出られるように頑張りたい」と目を輝かせた。