ミリオンヒット曲「無錫(むしゃく)旅情」の発表20周年を記念したコンサートがこのほど、歌の舞台となった中国・無錫市で行われ、同曲をリメーク発売した歌手の半田浩二(43)が1400人から“熱烈歓迎”を受けた。
半田の師匠で昨年4月に亡くなった作詞・作曲家の中山大三郎さん(享年64歳)の作品。21年前、無錫市の知名度アップを同市観光局から依頼され、親友の音楽プロデューサー・山田廣作氏(66)と現地取材をして完成させた。
86年に尾形大作が歌いヒット。年間200人だった日本人観光客は昨年11万人に達し、現在1000社超の日本企業が進出。大きな経済的発展をもたらした同曲へ感謝するため、同市が記念コンサートを企画した。
半田は、山田氏や中山さんの三佐子夫人(45)らを前に中国語と日本語で同曲を披露。無錫で最も有名な日本の曲とあって、手拍子しながら口ずさむ人もいた。
「いい曲ができたぞ、と言いながら書斎から出てきた師匠の笑顔が浮かんだ」と半田。無錫は初訪問で、歌詞に登場する太湖や鹿頂山を始め、90年に建立された歌碑も巡った。「のどから手が出るほど歌いたかった曲。大切に歌い継いでいきたい」と誓っていた。
◆半田 浩二(はんだ・こうじ)本名・飯田政弘。1963年7月23日、千葉・野田市生まれ。43歳。88年に「済州エア・ポート」でデビューし、有線放送の新人賞などを受賞。