人気夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川大助(56)が5日夜に脳出血のため、大阪市内の病院に緊急入院していたことが6日、所属の吉本興業から発表された。大助は左手足のしびれなどを訴え、病院で検査を受けたところ、1か月間の入院と約2か月の通院治療が必要と診断された。意識ははっきりしており、現在は投薬治療中。仕事再開のメドは未定だが、元気に復帰できる見込みという。
大助が異変を感じたのは、5日午後7時30分ごろ。吉本興業によると、大助は相方で妻の宮川花子(51)、長女の漫才師・さゆみ(28)とともに、大阪市内でバラエティー番組のためのけいこを行っていた。終了後に大助が「左手と左足がしびれる。めまいでくらくらする」などと自覚症状を訴え、家族3人徒歩で近くの病院へ行ったところ即入院となった。
検査の結果、症状は「脳出血」で、1か月間の入院、約2か月間の通院治療が必要と診断された。だが早期発見、早期処置が功を奏したようで、命に別条なく大事にはいたらなかった。手術の予定もなく、現在は集中治療室(ICU)に入り、投薬治療を受けているが、病室が空き次第、一般病室に移るという。
最愛のパートナーの緊急入院に、一時は最悪の状況まで考えたという花子も、一夜明けた6日「1人になったらどうしようとか色々と考えたけど、元気になってて安心した」とほっとした様子だったという。
吉本興業によると、大助の過去の病歴は胆石と尿管結石で、脳の既往症はなかった。もともと高血圧気味で、年明けから風邪をひき、体調を崩していたそうで「睡眠不足と疲労がたまっていたこともあるんでしょう」という。
コンビとしての仕事は当面休止するが、8、9、11日の東京・浅草での寄席「浅草花月」への出演やテレビ番組など今後予定されていた仕事については調整中で、花子1人の出演や代役を立てるなどし、大助不在を乗り切るという。現状では言語機能にも影響は出ていないことから、復帰の時期は未定ながら、“大助節”を聞くことができそうだ。
◆宮川 大助(みやがわ・だいすけ)本名・松下孝美(たかみ)。1950年10月3日、鳥取県境港市生まれ。56歳。高校卒業後、サラリーマンを経て72年に浪曲の宮川左近に弟子入り。73年に漫才コンビ「宮川大助・小助」でデビュー。75年に「チャンバラトリオ」の弟子だった花子と結婚。一度は芸能界を引退したが、79年に花子と夫婦コンビで再デビュー。一人娘の紗弓(28)は故・横山やすしさんの二女・ひかりと漫才コンビを組んでいる。